ゆいぺーじ

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読書録「内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法」感想・レビュー

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f:id:yuipe:20220114012044p:plainお久しぶりですゆいぺです。

ブログサボりすぎたので読んでる人がいるとは思いませんが、久しぶりに本を読んだのでアウトプットしたくて軽く感想文を書くことにしました。

今回読んだ本

内向型人間が無理せず幸せになる唯一の方法

スーザン・ケイン著/古草秀子=訳


全米ミリオンセラーで『内向型人間の時代 社会を変える静かな人の力』というタイトルで出版されていた本を再編集した縮小版だそうです。(講談社+α文庫版は『内向型人間のすごい力 静かな人が世界を変える』)


ここから感想


唯一の方法…ってこのタイトルだと内向型をどう活かせばいいのかやり方を教えてくれそうな気がしてしまいますが、読んでみると内向型人間の成功例だったりいろいろな実験結果が紹介されている本でした。

タイトルで惹きつけたいのは分かるけど、元々のタイトルの方が内容には合致していたように思います。ちょっとタイトル詐欺では…

まあ内向的な性格で悩んでいる人、無理に外向的になろうとして疲れてしまっている人にはとても励まされる内容だったと思います。


そもそも内向型/外向型の違いはどのようなものなのか、生まれつきなのか後天的なものなのか、自分の意思で性格はどこまで変えられるのか、と言ったことも書かれていて性格診断の類が好きな私としてはとても興味深かったです。

人間だけでなくすべての動物において積極的に行動するタイプと慎重に様子を伺うタイプがいるらしい。


学校や社会では何かと社交的な人がもてはやされたりプレゼンの上手い人が優位だったりするけれど、内向型の人も実はこんな魅力があるよ、こういうところが強みだよってことを様々な例を通して教えてくれます。


アドリブで喋ることは苦手でも、しっかり準備しておけば人前でもスピーチができたり、集団の中で意見が出さなくても、1人でじっくり考えることに長けていたり文章を書くことができたり、、情熱をそそげる分野や得意なこと出来ることは人によって違いますが、内向型の人なら共感できることがどこかに必ずあるんじゃないかなと思いました。


内向型だからと言ってやりたい事を諦める必要もない。休息を入れながら無理のない範囲で自分を活かせるやり方を探ればいい。逆にやりたくない事なのに無理に外向型に合わせるのは疲弊してしまうので危険。このへんは仕事の選び方の参考になりました。


私もめちゃくちゃ内向型の人間なんですが、職場でのコミュニケーションだったり人に指示をしたりっていうのが苦手で絶賛悩み中です。あと作業中に話しかけられたり集中してるところを中断されるのがすごく嫌で。今の仕事向いてないかな、もう無理かな、と思っていたのですが、自分がどういう人間で何が嫌なのかってところが分かるとじゃあこれを改善すればいいんだ。みたいなのが少し分かってすっきりしました。

あと内向型はやっぱり1人の時間とか休息が本当に大切なので休んだほうがいいですね。接客は好きだけどどうしても消耗してしまう。。自分の時間をもっと大切にしようと思います。有給とろう。


おわりに

自分の性格に悩んでいる人、活かし方が分からない人にぜひ読んでほしい本でした。

読んだら必ず幸せになれるかは分からないけど内向型の性質の強み、活かし方は参考になるものがたくさん書かれています。

自分がどうあるべきか、ではなくどうしたいか。無理に周りに合わせる必要はないということ。内向型の集中力や洞察力は素晴らしいものだということ。

私はこの本を読んで少なからず前向きな気持ちになれました。

気になった方は是非読んでみてください。

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